視野(見える範囲)に異常をきたす病気としては緑内障がよく知られていますが(薬剤メーカーの宣伝なども含めて聞く機会が多いです)、緑内障の視野異常は相当なことがないと自覚症状がほとんどないことが多いです。(2013年7月31日放送のNHK「ためしてガッテン」でも取り上げられていましたが)
視野異常を自覚する場合としてはむしろ網膜の病気、ある程度の範囲の網膜出血(静脈閉塞・網膜細動脈瘤破裂)や動脈閉塞、
網膜剥離があり(当然その他にも病気はあり得るため、しっかり診察しないと診断できない面が強いです。)、また、脳梗塞による半側の視野欠損(同名半盲)などのこともあります。緊急性が考えられる病気であることが少なからずあり、視野異常を自覚する場合は、早急に眼科受診をされることをおすすめします。